コウカシタゼミ
コウカシタスクール2018
地域にしごとをつくる
5年目を迎えたコウカシタスクール。これまで100名を超える参加者が集まり、地域にしごとを次々に生み出しています。全6回・約3ヶ月の集中プログラムで、これからの社会に役立つ実践的な考え方や、アイデアをカタチにするプロセスを体得することができます。地域の仲間と共に、じっくり腰を据えて、しごとをつくる準備をはじめましょう。
《リンジン特別連載 スクール卒業生3人の“前夜”を公開中!》
自分自身の働き方を見つめ直し、そして新しいチャレンジをはじめた3人の、それぞれのコウカシタスクール前夜をウェブメディアリンジンでインタビューしました。
#1 水埜知子 http://rinzine.com/post-1452/
#2 島田賢一 http://rinzine.com/post-1461/
#3 岩崎由布子 http://rinzine.com/post-1473/
コウカシタスクールの特徴
・第一線で活躍する講師陣による実践的な学び
・参加できなかった日のアフターフォロー
・修了した後も切磋琢磨し合える仲間づくり
・“特定創業支援事業”としてのメリット
こんな人にオススメ
・ぼんやりとしたアイデアをカタチにしたい人
・思いはあるがどうはじめればいいかわからない人
・地域に切磋琢磨し合える仲間をつくりたい人
・専門家から事業プランのフィードバックをもらいたい人
・補助金などを活用することにより事業を加速させたい人
- ■日程
- 10月6日、10月20日、10月27日、
11月10日、11月24日、12月8日
(すべて土曜日) - ■時間
- 10:00-16:00
※初日・最終日は18:00まで交流会 - ■定員
- 20名(先着順)
- ■参加費
- 全6回 28,000円(税抜)
- ■会場
- 東小金井事業創造センター KO-TO
- ※コウカシタスクールは産業競争力強化法に基づく一定の要件を備えた特定創業支援事業です。この事業を受けた方が創業を希望する場合、株式会社設立時の登録免許税減額や、補助金の申請要件を満たすなど様々なメリットがあります。
- 主催 株式会社タウンキッチン
共催 創業支援センターTAMA
カリキュラム
1日目 10月6日(土)
10:00-13:00 オリエンテーション
初回のオリエンテーションでは、プログラム全体の流れや各回の進め方について説明を受け、自己紹介で互いの理解を深めることで、これから3ヶ月間の準備を整えます。
14:00-16:00 アイデアワーク
アイデアを伝えるワークショップを行います。まだ漠然としている人も、ある程度プランの固まっている人も、互いの理解を深める中で可能性を広げます。(終了後、交流会開催)2日目 10月20日(土)
10:00-12:30 創業ストーリー
日本で最後に残った前掛けの産地・愛知県豊橋市の織り工場。そこで1号前掛けを製造・販売する西村和弘さんから、自身の創業経験や創業する前に知っておきたいイロハを学びます。
13:30-16:00 シビックエコノミー
編集者の江口晋太朗さんをお迎えし、地域でのプロジェクトのはじめ方や、小さな経済圏の作り方について学びます。事例をご紹介頂く中で、新しい視点や考え方に触れましょう。3日目 10月27日(土)
10:00-12:30 コミュニティ
プロジェクトを1人で進めるには限界があります。大切なのは、プロジェクトを共に推進する仲間やファンの存在。広石拓司さんからコミュニティづくりについて体系的に学びます。
13:30-16:00 情報戦略
情報があふれる現代社会において、情報を届けたい相手にいかに届けるか。最前線で活躍し続ける佐々木博さんから、ソーシャルメディアを含む情報戦略について学びます。4日目 11月10日(土)
10:00-12:30 中間発表
折り返し地点となる中間発表では、他の参加者の発表を聞くことで刺激を受け、さらに自分のアイデアに対して個別フィードバックを受けることで、プランを磨き上げていきます。
13:30-16:00 デザイン
全国で様々なプロジェクトを手がけるデザインディレクターの萩原修さんに、デザインのキホンを学びます。デザイナーが何を考え、どうデザインするのかをのぞいてみましょう。5日目 11月24日(土)
10:00-12:30 資金の計画
新しいしごとをつくるにあたって、切っても切り離せないお金のはなし。銀行マンから融資に関する本音を聞いたり、行政が用意する様々な支援メニューについて学びます。
13:30-16:00 収入と支出
収入と支出について、ゲーム形式で楽しく学びます。数字が苦手な人にもわかる内容で、各自のプランを数字に落とし込めるようにします。6日目 12月8日(土)
10:00-16:00 プラン発表会
3ヶ月間におよぶ長丁場のコウカシタスクール最終回。これまで得た学びを活かし、各自が思い描く、新しいしごとのプラン発表会を開催します。
16:00-18:00 交流会
コウカシタスクール参加者に加え、支援機関や先輩起業家が一同に集まる交流会。ここで知り合った仲間と本プログラム終了後も互いに切磋琢磨し合える関係性を育みます。
講師プロフィール
- 広石拓司 エンパブリック
- 1968年大阪市生まれ。東京大学大学院薬学系修士課程修了後、三和総合研究所入社。01年よりNPO法人ETIC.に参画し、社会起業家の育成に取り組む。08年、株式会社エンパブリックを設立。正解のない時代に、知恵と力を持ち寄り新しい事業を生み出す場づくりの普及に取り組む。書籍「共に考える講座のつくり方」、書籍「好きなまちで仕事を創る」編集長、日経Bizアカデミー「ソーシャルビジネスが拓く新しい市場と働き方」など多数。
- 佐々木博 メディアファシリテーター
- 1970年生まれ。京都出身。パソコン・ITのエバンジェリストとして、NHK教育テレビ「趣味悠々」にて12年間番組講師を歴任。現在全国の地方自治体や起業などでソーシャルメディアやスマートフォンを活用した情報表現・創造、プレゼンテーション教育の普及に尽力。『日本的ソーシャルメディアの未来』 濱野智史、佐々木博共著など、40冊近い著書監修書籍をもつ。
- 萩原修 デザインディレクター
- 1961年生まれ。武蔵野美術大学卒業。大日本印刷、リビングデザインセンターOZONEを経て2004年独立。日用品、住宅、店、展覧会、書籍などの企画、編集、プロデュース、ディレクションを手がける。「つくし文具店」「コド・モノ・コト」「かみの工作所」「中央線デザインネットワーク」「国分寺さんち」「西荻ペーパートライ」などのプロジェクトを推進。著書に「9坪の家」「デザインスタンス」など。
- 江口晋太朗 編集者
- 1984年生。福岡県出身。TOKYObeta Ltd.代表。「都市や生活の再編集」をテーマに、都市政策や地域再生、事業開発やコンセプト設計、研究リサーチに取り組む。NPO法人マチノコト理事、NPO法人インビジブル理事、NPO法人日本独立作家同盟理事などを務める。著書『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)『ICTことば辞典』(三省堂)ほか『パブリックシフト:ネット選挙から始まる「私たち」の政治』(ミニッツブック)他。
- 西村和弘 エニシング
- 1973年広島県生まれ。中央大学卒業後、食品メーカー江崎グリコを経て27歳で独立し、漢字Tシャツを路上で販売開始。その後、日本初の「前掛け専門店」を手がけ、人気店に。2009年から毎年ニューヨークで「日本の伝統・前掛け展」を開催。テレビ、雑誌など登場多数。本業のかたわら、各地で「起業」に関する講演活動を精力的におこなう。著書に「起業の武器」ほか。
- 中野英次 多摩信用金庫
- 1998年多摩信用金庫(当時多摩中央信用金庫)入庫。支店勤務の後、価値創造事業部を経て2012 年より電気通信大学へ出向。2015 年1 月より価値創造事業部にて法人支援担当に就任。その後、インキュベーションマネージャーとして調布市産業労働支援センターやサイバーシルクロード八王子での創業個別相談などに従事。これから創業される方、創業間もない方の悩みや不安の解決にご支援させていただいております。
- 北池智一郎 タウンキッチン
- 大阪大学工学部を卒業後、 外資系コンサルティングファームにて中央省庁や大学に対する経営戦略策定、人事制度・組織設計、業務改革に従事。その後、ベンチャー人材支援企業(マザーズ上場)の社長室及びコンサルティング事業部統括責任者として大手コンビニ・ファストフードチェーン等に対する事業評価、教育研修、多店舗展開支援などの経営支援や、社内における独立支援制度設計などの経験を持つ。独立後、株式会社タウンキッチンを立ち上げ、東京・多摩エリアを拠点に、地域づくり・仕事づくりのコーディネートに取り組んでいる。