郊外のしごと
妊婦さんに贈る新しい記念のカタチ、マタニティペイント
Happy Create Babymoon
ikuko
マタニティペイントを始めたキッカケ
食品ラベルメーカーに勤務し、デザインに関わる仕事をしていたikukoさん。社内にあった業界新聞で目にした妊婦のお腹に絵を描くベリーペイント(ベリーはお腹の意)の記事を見て心の中の何かが動いたそうです。
「妊娠している時の幸せな気持ちや未来に期待する高揚感に寄り添って、人を笑顔にできるって素敵な仕事だなと思ったら、迷わずに突き進んでました」
ベリーペイント協会の講座でノウハウを学ぶとともに活動を開始。もともと描くのが好きだった絵はお手のもの。そこに自分らしさやオリジナリティを加えたいと知人に依頼して、お腹のペイントが映える専用の衣装や記念写真の撮影用にカメラも購入しました。
自分だからこそできることと課題
「人と同じではなく、自分だからこそ実現できるものに高めていきたいんです。それで日本では馴染みの薄いベリーペイントという名前も、自分流にマタニティペイントと言い換えて衣装や撮影などを含めた複合的なサービスにしました」
中にはikukoさんにペイントしてもらいたい!という熱烈なオファーも。ただ、8ヶ月前後の妊婦さん対象ということもあり、ブログや知人を介しての集客には限界を感じることもあるそうです。
「仕事として成立させるためには技術やアイデアだけでなく、必要な知識がまだまだあるんだなと痛感しています。足りない部分は少しずつ起業セミナーなどで勉強して補っていきたいし、人脈なども 獲得していけたらと思っています。今後はマタニティペイントだけでなく、子どもから大人まで幅広く楽しめるように、 たとえば腕にペイントする形でのイベント出店といった活動も含めて、さらなる飛躍を目指していきたいです」