郊外のしごと
カラン・メソッドによる英会話学習
Edea合同会社
太田祐貴
カラン・メソッドとの出会い
太田さんがカラン・メソッドと出会ったのはフィリピンの語学学校でした。「タイの日系ベンチャー企業で働いていたんですが、やはり外国の人とたくさん出会うわけです。そのころは英語がしゃべれなくて、これは一回しっかり勉強しないと駄目だとな思ってたところに、会社宛にフィリピンの語学学校からダイレクトメールが来たんです」
自分でやってみて、カラン・メソッド は日本人に必要な英会話学習法だと、太田さんは実感しました。
「従来の英語学習法とカラン・メソッド の違いは、先生の質問に生徒が回答するという繰り返しを高速でやることです。 少し前に覚えたことに新しい要素をまぜた質問をされるので、進むスピードは早いけれど、同時にたくさん復習をすることにもなっています」
しかし、この学習法は日本ではあまり知名度がない。じゃあ、これを日本でできないかなと考えたのが起業のきっかけとなりました。
会社の立ち上げから現在まで
カラン・メソッドで学んだ自分の英語が通用するかどうか確かめるために、各国からユダヤ教の巡礼者が集まるイスラエルで農業ボランティアを体験。通用する実感を得て帰国し、会社を立ち上げます。
「会社にしたのは、講師としてネイティヴの方を呼びたかったので、就労ビザの申請が必要だったからです。だから自分にとって、会社立ち上げは手段であって目的ではありません」
英語を話す機会を増やすようなワーク ショップを各国の料理店などと企画して、カラン・メソッドの認知度をあげるとともに、生徒を増やしていきたいと太田さんは考えています。