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【レポート】「コウカシタ創業スクール」 Day2 先輩の現場見学/理念設計
「コウカシタ創業スクール」2日目のカリキュラムは、
先輩の現場見学と理念設計。
午前中はミリメーターの笠置さん、リライトの酒井さん、
そして午後からは、NPO法人グリーンズ代表理事の鈴木さんをお迎えしました。
お1人目の先輩起業家は、街を新たな視点で捉える活動を続けている建築家
ミリメーターの笠置さん。
街にあふれる看板にスポットをあてた「街フォント」、
小さな活動を集める「場所#4(いのよん)」をはじめ、
笠置さんが行われている活動への思い、苦労した点などをうかがいました。
会社員から独立した当初は、生きていくための仕事と、
したい仕事のバランスが取れなくなってしまったという笠置さん。
地道にしたい仕事を続けることが、現在に繋がっていると言います。
「面白いことをしてると、いろんなとこから呼ばれて、仕事になっていくんです。」
どうやって事業化していくか頭を悩ませている参加者の皆さんにとって、
目からうろこのお話もたくさん飛び出しました。
2人目はルミネ立川のあおぞらガーデンなどを手がける、
リライトの酒井さんです。
デザイン会社を経営した後、コンサルティング出身の方とリライトを立ち上げ。
自分で事業をはじめる時に気になる“営業の方法”について、参加者から質問が上がりました。
「営業というより、興味を持ってもらってパートナーになるという感じですね。
初めからきちんと線引きをして、いい関係を気づいておくことが必要でした。」
また、“複数のわらじ”を履いておくことのメリットも大きいと酒井さんは言います。
リライトの人・市民・アカデミック(大学院生)という3つのカードを持ち、
自分の立場を変えて話せるようにしているのだそう。
経験に基づいたテクニックに、頷きながら熱心に耳を傾ける参加者の方が目立ちました。
そしてここからは、KO-TOを飛び出します!
まず訪れたのは、まさに建設の真っ只中、KO-TOのある高架下にできる「nonowa東小金井」。
リライトの酒井さんがコンセプトデザイン等を手がけられています。
オープン予定の「コミュニティステーション」や地元小金井のショップが入るエリアについて、
決定までの裏側や最新のお話をうかがいました。
3人目は、東小金井駅の商店会ギャラリーにご出店されていた
コズミックの波多野さん。
小金井を拠点にバルーンデコレーションを展開されています。
現在は理事を務められている商店会のメンバーになることも、法人化も、
初めはなかなか積極的になれなかったという波多野さん。
しかし今ではどちらもやってよかった!と思われているそう。
「商店会はみんなが何かのプロですし、
法人化するとやっぱり信頼度が上がり、新規のお客さんがとても増えましたね。」
3名の先輩起業家の方に直に質問をぶつけ、
普段はなかなか聞くことのできない、創業前後の思いやぶつかった壁といった
リアルなお話を伺うことができました。
午後からは、NPO法人グリーンズの鈴木菜央さんをお迎えし、
まずはグリーンズの活動を例に、“共感されるストーリー”とは何か考えていきます。
後半のワークでは、5年後greenz.jpに自分の事業が取材されるとしたら、
一体どう答えるかというテーマのもと、カバーストーリーを記入していきます。
40分間じっくりと考えた後、グループ内で共有しました。
「人の話を聞くと、そうそう!と問題のある部分が見えてくるんですが、
自分となると、大きく広げてぼんやりしてしまっているんですよね」という感想も上がり、
発見の多いワークとなったようです。
そして最後は、代表して5名の方がカバーストーリーを全員に向けて発表。
鈴木さんから「これは取材に行きたい!」「この点がイメージできなかった」という感想、
「(事業内容やコンセプトを)シンプルにするからこそ、社会と色々な形で繋がれる」
といった声が返されました。
カバーストーリーを考え、共感を得られるか確かめ、またブラッシュアップしていく。
「1日10分、週に30分といった頻度で、常にこのプロセスを繰り返すことで、
あっという間に事業化されていくはずです」と鈴木さん。
自分がしたいと思っていることで、いかに共感を得ていくか。
先輩起業家の方々のお話に共通していたポイントを意識し、
ここから、自分のプランを改めて見直す作業に入っていきます!
(イラストリーム制作 歌工房)
スクールの様子を記録したイラストはこちらからダウンロードできますので、
細かな部分も拡大して見てみてくださいね。
次回は11月1日(土)。
プロジェクト推進の軸となる「コンセプトデザイン」、
仲間づくりやファンづくりについて考える「コミュニティ構築」です!
先輩の現場見学と理念設計。
午前中はミリメーターの笠置さん、リライトの酒井さん、
そして午後からは、NPO法人グリーンズ代表理事の鈴木さんをお迎えしました。
お1人目の先輩起業家は、街を新たな視点で捉える活動を続けている建築家
ミリメーターの笠置さん。
街にあふれる看板にスポットをあてた「街フォント」、
小さな活動を集める「場所#4(いのよん)」をはじめ、
笠置さんが行われている活動への思い、苦労した点などをうかがいました。
会社員から独立した当初は、生きていくための仕事と、
したい仕事のバランスが取れなくなってしまったという笠置さん。
地道にしたい仕事を続けることが、現在に繋がっていると言います。
「面白いことをしてると、いろんなとこから呼ばれて、仕事になっていくんです。」
どうやって事業化していくか頭を悩ませている参加者の皆さんにとって、
目からうろこのお話もたくさん飛び出しました。
2人目はルミネ立川のあおぞらガーデンなどを手がける、
リライトの酒井さんです。
デザイン会社を経営した後、コンサルティング出身の方とリライトを立ち上げ。
自分で事業をはじめる時に気になる“営業の方法”について、参加者から質問が上がりました。
「営業というより、興味を持ってもらってパートナーになるという感じですね。
初めからきちんと線引きをして、いい関係を気づいておくことが必要でした。」
また、“複数のわらじ”を履いておくことのメリットも大きいと酒井さんは言います。
リライトの人・市民・アカデミック(大学院生)という3つのカードを持ち、
自分の立場を変えて話せるようにしているのだそう。
経験に基づいたテクニックに、頷きながら熱心に耳を傾ける参加者の方が目立ちました。
そしてここからは、KO-TOを飛び出します!
まず訪れたのは、まさに建設の真っ只中、KO-TOのある高架下にできる「nonowa東小金井」。
リライトの酒井さんがコンセプトデザイン等を手がけられています。
オープン予定の「コミュニティステーション」や地元小金井のショップが入るエリアについて、
決定までの裏側や最新のお話をうかがいました。
3人目は、東小金井駅の商店会ギャラリーにご出店されていた
コズミックの波多野さん。
小金井を拠点にバルーンデコレーションを展開されています。
現在は理事を務められている商店会のメンバーになることも、法人化も、
初めはなかなか積極的になれなかったという波多野さん。
しかし今ではどちらもやってよかった!と思われているそう。
「商店会はみんなが何かのプロですし、
法人化するとやっぱり信頼度が上がり、新規のお客さんがとても増えましたね。」
3名の先輩起業家の方に直に質問をぶつけ、
普段はなかなか聞くことのできない、創業前後の思いやぶつかった壁といった
リアルなお話を伺うことができました。
午後からは、NPO法人グリーンズの鈴木菜央さんをお迎えし、
まずはグリーンズの活動を例に、“共感されるストーリー”とは何か考えていきます。
後半のワークでは、5年後greenz.jpに自分の事業が取材されるとしたら、
一体どう答えるかというテーマのもと、カバーストーリーを記入していきます。
40分間じっくりと考えた後、グループ内で共有しました。
「人の話を聞くと、そうそう!と問題のある部分が見えてくるんですが、
自分となると、大きく広げてぼんやりしてしまっているんですよね」という感想も上がり、
発見の多いワークとなったようです。
そして最後は、代表して5名の方がカバーストーリーを全員に向けて発表。
鈴木さんから「これは取材に行きたい!」「この点がイメージできなかった」という感想、
「(事業内容やコンセプトを)シンプルにするからこそ、社会と色々な形で繋がれる」
といった声が返されました。
カバーストーリーを考え、共感を得られるか確かめ、またブラッシュアップしていく。
「1日10分、週に30分といった頻度で、常にこのプロセスを繰り返すことで、
あっという間に事業化されていくはずです」と鈴木さん。
自分がしたいと思っていることで、いかに共感を得ていくか。
先輩起業家の方々のお話に共通していたポイントを意識し、
ここから、自分のプランを改めて見直す作業に入っていきます!
(イラストリーム制作 歌工房)
スクールの様子を記録したイラストはこちらからダウンロードできますので、
細かな部分も拡大して見てみてくださいね。
次回は11月1日(土)。
プロジェクト推進の軸となる「コンセプトデザイン」、
仲間づくりやファンづくりについて考える「コミュニティ構築」です!