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【レポート】コウカシタ研究室「ポートランドからローカルな暮らしを考える」
暮らしについて、地域について、
皆が気になるテーマを皆で一緒に考える
「コウカシタ研究室」がはじまりました!
全3回で開催した研究室第1弾は、
独自の文化と価値観を持ったまちづくりで、
同じアメリカ国内からも移住希望者が絶えないまち
"ポートランド"をピックアップ。
「ポートランドについて知りたい」
「自分の住んでいる小金井のまちも楽しくしたい」
そんな関心を寄せる研究生が集まりました!
1回目となる10月27日は、ポートランドに行ってきたばかりの方をゲストにお迎えし、
実際に見た風景、ご自身が感じたことを振り返っていただきました。
まずは武蔵小金井近くにある「シャトー2Fカフェ」の店主、阿部裕太郎さん。
食やカフェづくりの参考にポートランドへ行かれ、
1人ひとりのセンスを向上していく大切さを感じられたそう。
「ふらっと入ったカフェでもこだわりを端々に感じて、
ポートランドの魅力の中から、
どんなエッセンスを日本に持ってくればいいかなと考えていました」。
ポートランドは、あちこちにフードカートと呼ばれる屋台が出ていたり、
少し歩けばすぐカフェが見つかったりと、「食があふれているまち」だったそうです。
美味しいものが食べたい!という暮らしの欲求に、
住民自身がたくさんの解決方法を作り出しているようです。
2人目のゲストは、
西荻窪にある衣食住のお店「マッテとポッケ」など、
様々な活動を展開される秋山佑太さん。
まちとライフスタイルの新しい関係を求めてポートランドを訪れられていました。
「いいと思うものにお金を払う、投資するということが、
すごく自然にされているまちだったと思いますね」。
ポートランドで実現されているまちづくりの土台は、
そこに暮らす人の価値観なのかもしれません。
そして最後はゲストのお2人も交え、
どんなところが魅力的なのか、自分のまちで実現するにはどうしたらいいのか、
皆で意見を交わし合いました!
そして 1か月後の11月17日に開催した2回目は、
手焼き焙煎にこだわるお店「珈琲や」の前田諭史さんをお迎えしました。
一昨年ニューヨークに渡って前田さんが視察されたのは、
ポートランドからムーブメントが始まったとも言われる
一杯ずつ丁寧に抽出するスタイルの"サードウェーブコーヒー"。
焼きたてで淹れたてのコーヒーを提供するには、
ローカルに根付いたお店づくりが必要だと感じられた前田さん。
店主を務める珈琲やは、その考えに基づいて経営されています。
「珈琲やはもうすぐ3店舗目をオープンするのですが、
家や駅の近くにあって、
お客さんとスタッフで、美味しいコーヒーを一緒に探していくお店を目指しているんです」。
コーヒーを通して見えてきた、ローカルに根ざすことの魅力。
実は、ポートランドのまちづくりが持つ3つのキーワード、
「20min neighborhood」「Local First」「Active Street」にも繋がる内容でした。
後半は2つのグループに分かれ、
この3つのキーワードとポートランドの実際の事例を照らし合わせながら、
それぞれが考えたことを出し合いました。
「小規模なお店が集まっているから、近い繋がりができるのでは」
「コミュニティが生まれる瞬間ってどんな時だろう」
考えを共有するうちに、「こんなことしたら面白いんじゃない?」と、
新しいアイデアも飛び出して盛り上がっていました。
そして3回目となる12月15日は、
これまでの内容の振り返りからスタート。
ポートランドに感じていた憧れを、
自分の暮らしで実現していく第一歩を踏み出します!
あったらいいなと思うコトや場所を、
妄想プロジェクトとして企画してみました。
「庭を住み開いてご近所で楽しめるカフェをしたい!」
「小金井で囲碁のイベントをしたい!」
などなど、それぞれが普段感じていたことが反映されたプロジェクトが出揃いました。
プロジェクトを実現するにはどうすればいいのか、
皆で意見を出し合いながら、ブラッシュアップをしていきます。
一緒に頭を悩ませながら考え、
プロジェクトを考えた本人は気付いていなかった発見や、
思わず「楽しそう!」と声が上がるアイデアも生まれ、
「早速始めなくちゃ」と意気込む研究生も。
これからの展開が楽しみな研究室の立ち上げとなりました!
皆が気になるテーマを皆で一緒に考える
「コウカシタ研究室」がはじまりました!
全3回で開催した研究室第1弾は、
独自の文化と価値観を持ったまちづくりで、
同じアメリカ国内からも移住希望者が絶えないまち
"ポートランド"をピックアップ。
「ポートランドについて知りたい」
「自分の住んでいる小金井のまちも楽しくしたい」
そんな関心を寄せる研究生が集まりました!
1回目となる10月27日は、ポートランドに行ってきたばかりの方をゲストにお迎えし、
実際に見た風景、ご自身が感じたことを振り返っていただきました。
まずは武蔵小金井近くにある「シャトー2Fカフェ」の店主、阿部裕太郎さん。
食やカフェづくりの参考にポートランドへ行かれ、
1人ひとりのセンスを向上していく大切さを感じられたそう。
「ふらっと入ったカフェでもこだわりを端々に感じて、
ポートランドの魅力の中から、
どんなエッセンスを日本に持ってくればいいかなと考えていました」。
ポートランドは、あちこちにフードカートと呼ばれる屋台が出ていたり、
少し歩けばすぐカフェが見つかったりと、「食があふれているまち」だったそうです。
美味しいものが食べたい!という暮らしの欲求に、
住民自身がたくさんの解決方法を作り出しているようです。
2人目のゲストは、
西荻窪にある衣食住のお店「マッテとポッケ」など、
様々な活動を展開される秋山佑太さん。
まちとライフスタイルの新しい関係を求めてポートランドを訪れられていました。
「いいと思うものにお金を払う、投資するということが、
すごく自然にされているまちだったと思いますね」。
ポートランドで実現されているまちづくりの土台は、
そこに暮らす人の価値観なのかもしれません。
そして最後はゲストのお2人も交え、
どんなところが魅力的なのか、自分のまちで実現するにはどうしたらいいのか、
皆で意見を交わし合いました!
そして 1か月後の11月17日に開催した2回目は、
手焼き焙煎にこだわるお店「珈琲や」の前田諭史さんをお迎えしました。
一昨年ニューヨークに渡って前田さんが視察されたのは、
ポートランドからムーブメントが始まったとも言われる
一杯ずつ丁寧に抽出するスタイルの"サードウェーブコーヒー"。
焼きたてで淹れたてのコーヒーを提供するには、
ローカルに根付いたお店づくりが必要だと感じられた前田さん。
店主を務める珈琲やは、その考えに基づいて経営されています。
「珈琲やはもうすぐ3店舗目をオープンするのですが、
家や駅の近くにあって、
お客さんとスタッフで、美味しいコーヒーを一緒に探していくお店を目指しているんです」。
コーヒーを通して見えてきた、ローカルに根ざすことの魅力。
実は、ポートランドのまちづくりが持つ3つのキーワード、
「20min neighborhood」「Local First」「Active Street」にも繋がる内容でした。
後半は2つのグループに分かれ、
この3つのキーワードとポートランドの実際の事例を照らし合わせながら、
それぞれが考えたことを出し合いました。
「小規模なお店が集まっているから、近い繋がりができるのでは」
「コミュニティが生まれる瞬間ってどんな時だろう」
考えを共有するうちに、「こんなことしたら面白いんじゃない?」と、
新しいアイデアも飛び出して盛り上がっていました。
そして3回目となる12月15日は、
これまでの内容の振り返りからスタート。
ポートランドに感じていた憧れを、
自分の暮らしで実現していく第一歩を踏み出します!
あったらいいなと思うコトや場所を、
妄想プロジェクトとして企画してみました。
「庭を住み開いてご近所で楽しめるカフェをしたい!」
「小金井で囲碁のイベントをしたい!」
などなど、それぞれが普段感じていたことが反映されたプロジェクトが出揃いました。
プロジェクトを実現するにはどうすればいいのか、
皆で意見を出し合いながら、ブラッシュアップをしていきます。
一緒に頭を悩ませながら考え、
プロジェクトを考えた本人は気付いていなかった発見や、
思わず「楽しそう!」と声が上がるアイデアも生まれ、
「早速始めなくちゃ」と意気込む研究生も。
これからの展開が楽しみな研究室の立ち上げとなりました!