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【レポート】「コウカシタ創業スクール」Day6 ビジネスプラン作成/発表会&交流会
10月から始まったコウカシタ創業スクール。
5回のカリキュラムを終えて、いよいよ最終回を迎えました!
第一線で活躍される講師陣、ゲストの方9名をお迎えしながら、
事業の理念、コンセプト、仲間やファンのコミュニティづくり、
営業活動や販売の戦略、そして創業するための手続きやお金まわりの計画について、
1つひとつ考えてきたこれまでのスクール。
最終回では、
これまで学び得たことを活かして、思い描くアイデアをカタチにするための
ビジネスプランを作成&発表します。
まずは、プレゼンテーションの仕方についてレクチャーを行いました。
中間発表の際には、時間が足りなくなったり、
必ず伝えるべき要素が抜け落ちていたりと、
悔いの残る結果となった方も続出。
最後を締めくくる発表会では完成されたプレゼンができるよう、
午前中の時間をすべて使って、入念に準備を行いました。
プレゼンテーションの資料を見返しながら手直しを加えたり、
時間を図りながら何度も練習を繰り返したり、
それぞれの発表に向け、緊張の面持ちの中準備を整えました。
午後からはついに発表会!
金融機関、行政のゲストの方々に加え、
スクールの会場となっているKO-TOの利用者の皆さんも
先輩起業家として参加されました。
全く異なるビジネスプランを描く、23名の発表が始まります。
ウェブマガジンの運営、家事代行サービス、ワークショップデザイン、
DIY、地場野菜の産直、社労士事務所、ハンドメイドのものづくり、家族写真館など、
発表者の思いが込められた様々なビジネスプランが出揃いました。
そしてここからは、
発表されたビジネスプランの中から1位を選ぶコンテスト!
最も票を集めたプランが、
地区代表としてビジネスプランコンテストの全国大会に出場します。
自己実現がなされているか、
妥当性や実現性、新規性、優位性があるかという側面に加え、
地域の視点が入ったプランかどうかという規定のポイントを見極めつつ、
それぞれが一番だと感じた発表者に投票しました。
自分と全員への評価を知るという意味も込め、
開票結果を1票ずつカウントしていきます。
拍手と歓声、ときに「おお~」とどよめきが起こる中、
全員で選んだ1位のプランが決定しました!
まず、第3位に選ばれたのは「ラオス人のお母さんの手でアロマシャンプーPROJECT」。
元々アロマやココナッツオイルを生産しているラオスで、
子どもを持つ女性が“作り手の顔が見える”シャンプーを作り、
国内、そして海外へと販売していくプロジェクトです。
開発援助の現場で働く中で、ご自身が感じた疑問から考え出されたプラン。
強い思いと説得力に票が集まりました。
第2位に選ばれたのは、家族の今を本にする「綴文庫」。
ストーリーや写真などの記録を受取り、
1冊の本にするというプランです。
例えば介護をする親子や子育てをする親子など、
家族同士で贈り合う本を、本人と一緒に作るワークショップを計画されています。
あればいいなぁと思われながら、これまで実現されていなかった内容が、
たくさんの共感を呼んだ第2位でした。
そして栄えある第1位を獲得したプランは、
「コロコロからくりミュージアム設立プロジェクト」。
これまで1万人以上の親子に工作を教える中で、
ゲームの普及や考える力の減退に危機感を抱き生まれたプロジェクトです。
子どもたちがからくり装置を作り、
思いっきり遊ぶことができるミュージアムを設立するプラン。
夢中になって楽しむだけでなく、
日常に活かせる学びや協調性を得て、成功の喜びを共有できることがポイントです。
子どもたちから「いいこと考えた!」という言葉をたくさん引き出したいという思い、
そして、実現までの具体的な計画と数字によって、
発表した23名の第1位に見事輝きました!
発表を受け、ゲストとして来られた方々からもコメントを頂きました。
たくさんの夢に感動したという率直な声、
想いを実現していくプロセスを激励する声が多数上がりました。
すでに起業を経験している方からは、
「これから一緒にがんばっていく仲間なんだなぁと思っています」
と、心強いメッセージも贈られました。
そして発表会の後は、1人ひとりに修了証書を授与。
3か月続いたコウカシタ創業スクールも、これをもって終了です。
創業をすると考えると、
細部まで計画をして、難しい手続きを経て会社を設立する、というイメージが先行しがちです。
しかし、今回のスクールで講師の方や先輩起業家の方が各回で話されていたように、
自分の想いを軸に据えて、仲間やファンからの共感を得ながら、
一歩一歩、時にはテーマや手段を変えて実現していくことこそが重要。
誰かに自分のプランを話してみたり、
できる範囲で小さく始めてみたり。
まずは試しに一歩、踏み出してみることが、
自分の思い描く「あったらいいな」を叶えるための、
最も近く、着実な道のようです。
そしてスクールが終わった後は、発表の緊張も溶けて和やかに交流会!
1位を獲得したメンバーの乾杯を号令に、
真面目な話、ざっくばらんな話と大いに盛り上がりました。
同じ小金井市内在住のメンバーが多数を占めながら、
ほぼ全員がはじめましてだったコウカシタ創業スクール。
カリキュラムから学び取ったことはもちろんですが、
同じタイミングで創業に取り組みはじめ、
スクールの6日間お互いのプランや思いについて話し合えた仲間が
大きな財産となっているようです。
進捗状況を報告し合う同窓会の開催希望も上がり、
スクールが終わったこれからも、
それぞれのプランが実現されていくことを全員が楽しみにしています!
(イラストリーム制作 歌工房)
スクールの様子を記録したイラストはこちらからダウンロードできます。
1人ひとりの発表内容もぜひ拡大して見てみてくださいね。
5回のカリキュラムを終えて、いよいよ最終回を迎えました!
第一線で活躍される講師陣、ゲストの方9名をお迎えしながら、
事業の理念、コンセプト、仲間やファンのコミュニティづくり、
営業活動や販売の戦略、そして創業するための手続きやお金まわりの計画について、
1つひとつ考えてきたこれまでのスクール。
最終回では、
これまで学び得たことを活かして、思い描くアイデアをカタチにするための
ビジネスプランを作成&発表します。
まずは、プレゼンテーションの仕方についてレクチャーを行いました。
中間発表の際には、時間が足りなくなったり、
必ず伝えるべき要素が抜け落ちていたりと、
悔いの残る結果となった方も続出。
最後を締めくくる発表会では完成されたプレゼンができるよう、
午前中の時間をすべて使って、入念に準備を行いました。
プレゼンテーションの資料を見返しながら手直しを加えたり、
時間を図りながら何度も練習を繰り返したり、
それぞれの発表に向け、緊張の面持ちの中準備を整えました。
午後からはついに発表会!
金融機関、行政のゲストの方々に加え、
スクールの会場となっているKO-TOの利用者の皆さんも
先輩起業家として参加されました。
全く異なるビジネスプランを描く、23名の発表が始まります。
ウェブマガジンの運営、家事代行サービス、ワークショップデザイン、
DIY、地場野菜の産直、社労士事務所、ハンドメイドのものづくり、家族写真館など、
発表者の思いが込められた様々なビジネスプランが出揃いました。
そしてここからは、
発表されたビジネスプランの中から1位を選ぶコンテスト!
最も票を集めたプランが、
地区代表としてビジネスプランコンテストの全国大会に出場します。
自己実現がなされているか、
妥当性や実現性、新規性、優位性があるかという側面に加え、
地域の視点が入ったプランかどうかという規定のポイントを見極めつつ、
それぞれが一番だと感じた発表者に投票しました。
自分と全員への評価を知るという意味も込め、
開票結果を1票ずつカウントしていきます。
拍手と歓声、ときに「おお~」とどよめきが起こる中、
全員で選んだ1位のプランが決定しました!
まず、第3位に選ばれたのは「ラオス人のお母さんの手でアロマシャンプーPROJECT」。
元々アロマやココナッツオイルを生産しているラオスで、
子どもを持つ女性が“作り手の顔が見える”シャンプーを作り、
国内、そして海外へと販売していくプロジェクトです。
開発援助の現場で働く中で、ご自身が感じた疑問から考え出されたプラン。
強い思いと説得力に票が集まりました。
第2位に選ばれたのは、家族の今を本にする「綴文庫」。
ストーリーや写真などの記録を受取り、
1冊の本にするというプランです。
例えば介護をする親子や子育てをする親子など、
家族同士で贈り合う本を、本人と一緒に作るワークショップを計画されています。
あればいいなぁと思われながら、これまで実現されていなかった内容が、
たくさんの共感を呼んだ第2位でした。
そして栄えある第1位を獲得したプランは、
「コロコロからくりミュージアム設立プロジェクト」。
これまで1万人以上の親子に工作を教える中で、
ゲームの普及や考える力の減退に危機感を抱き生まれたプロジェクトです。
子どもたちがからくり装置を作り、
思いっきり遊ぶことができるミュージアムを設立するプラン。
夢中になって楽しむだけでなく、
日常に活かせる学びや協調性を得て、成功の喜びを共有できることがポイントです。
子どもたちから「いいこと考えた!」という言葉をたくさん引き出したいという思い、
そして、実現までの具体的な計画と数字によって、
発表した23名の第1位に見事輝きました!
発表を受け、ゲストとして来られた方々からもコメントを頂きました。
たくさんの夢に感動したという率直な声、
想いを実現していくプロセスを激励する声が多数上がりました。
すでに起業を経験している方からは、
「これから一緒にがんばっていく仲間なんだなぁと思っています」
と、心強いメッセージも贈られました。
そして発表会の後は、1人ひとりに修了証書を授与。
3か月続いたコウカシタ創業スクールも、これをもって終了です。
創業をすると考えると、
細部まで計画をして、難しい手続きを経て会社を設立する、というイメージが先行しがちです。
しかし、今回のスクールで講師の方や先輩起業家の方が各回で話されていたように、
自分の想いを軸に据えて、仲間やファンからの共感を得ながら、
一歩一歩、時にはテーマや手段を変えて実現していくことこそが重要。
誰かに自分のプランを話してみたり、
できる範囲で小さく始めてみたり。
まずは試しに一歩、踏み出してみることが、
自分の思い描く「あったらいいな」を叶えるための、
最も近く、着実な道のようです。
そしてスクールが終わった後は、発表の緊張も溶けて和やかに交流会!
1位を獲得したメンバーの乾杯を号令に、
真面目な話、ざっくばらんな話と大いに盛り上がりました。
同じ小金井市内在住のメンバーが多数を占めながら、
ほぼ全員がはじめましてだったコウカシタ創業スクール。
カリキュラムから学び取ったことはもちろんですが、
同じタイミングで創業に取り組みはじめ、
スクールの6日間お互いのプランや思いについて話し合えた仲間が
大きな財産となっているようです。
進捗状況を報告し合う同窓会の開催希望も上がり、
スクールが終わったこれからも、
それぞれのプランが実現されていくことを全員が楽しみにしています!
(イラストリーム制作 歌工房)
スクールの様子を記録したイラストはこちらからダウンロードできます。
1人ひとりの発表内容もぜひ拡大して見てみてくださいね。