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【レポート】「コウカシタ創業スクール2015」DAY2 事例研究/創業ストーリー

コウカシタゼミ

【レポート】「コウカシタ創業スクール2015」DAY2 事例研究/創業ストーリー
10月17日「コウカシタ創業スクール2015」第2回目
さて、2日目のテーマは「事例研究」と「創業ストーリー」です。

午前中に、事業の参考となる先輩起業家の事例を情報媒体等を通じて学びます。
午後からは、前掛けを販売するエニシングの西村和弘さんを講師にお招きし、創業のイロハを学びます。

まずは「事例研究」です。

ソーシャルデザインの記事を多数掲載している、ウェブメディアgreenz.jpの記事の中で
ご自身が共感したものを3つ選ぶ、というのが、前回の宿題でした。

1人3記事×17名なので、計51記事。
早速、みなさんで共有していきます。

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・共感した記事にはどのような共通点があるのか?
・共感した記事のメリットは何か?

ご自身の共感を振り返っていきます。

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「自信にぴったりのモノ・コトがないからこそ、自分でつくる!」
「ムダをつくらない」
「地域活性の役割がある」
「想いが強い」

等々、greenz.jpに掲載されている事業には、特徴があるようですね。
これは、自らの事業を作る際に参考にするポイントでもあります。
もし自分の事業が5年後、10年後にgreenz.jpに掲載されたとすればどのような記事になるでしょうか。
自分自身を取材するように記事を書いてみます。

そして発表。

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IMG_2093「あれ、前と変わってますね!?」

発表された方は、前回よりも案が徐々にブラッシュアップされ、
事業案が深まっているようでした◎

午後からは、小金井を拠点に前掛けの販売を行う、有限会社エニシングの西村和弘さんをお呼びしました!

西村さんは、昭和40年頃に販売されていた前掛けを現代に復活させました。
日本で初の前掛け専門店の誕生です。
現在は国内だけに留まらず、海外にも受注しており、グローバル企業へと変化を遂げています。
こだわりをもって愛知県豊橋市の職人の方と作っている前掛け。
丈夫で軽い、生地の質の高さが魅力です。

西村さんが前掛け専門店を開業するまでのご自身の経験から、
事業を始めていく上でのアドバイスや、心持ち等々、お話してくださいました。

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「はじめのころは全然売れませんでした」と西村さんは言います。

当初は苦労の連続だったようです

「事業を開始してから最初の1年目〜3年目は苦しいのが当然です。
そんなときこそ、本当にやるべきことを忘れずにいることが大切です」

最初から事業がうまくいくなんてことはありません。
徐々に、コツを覚え、試行錯誤しながら事業をつくっていくのです。

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「今、この時代だからこそ必要なサービスを考えるべきです。
サービスの歴史を調べましょう。時代の流れが縦糸だとすると、
”今”は横糸です。横糸の打ち方で生地が変わるんです」

時代によってしごとは変わっていきます。
新市場を開拓することが大切です、と西村さん。
ご自身の経験から話す、ひとつひとつの言葉は説得力があります。

「世の中の役にたつことを忘れないで」と、西村さんは何度もおっしゃっていたのが印象的です。

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参加者からは次々と質問が上がります。

「人によって値下げしたりすることはありますか?その基準は?」
「HPはいつごろ作ればよいですか?」
「1年目〜3年目に食べていくためにしなければならなかったことは?」
「叱ってくれる人はいますか?」

実際の経験から語られる言葉は重みがあり、心に響きます。
あなたは、何を、なぜするのか?
事業を始めるときに最も大切となる、
根っこの部分の考え方を西村さんから学べたのではないでしょうか。
次回は10月31日、午前は株式会社エンパブリックの代表、広石拓司さんをお呼びし、コミュニティ構築について学びます。
そしてついに、午後は中間発表です!
スクールのカリキュラムを1日単位で聴講できる「1dayセミナー」も始まりました!

▶︎お申し込み・詳細はこちら

早速多数のお申し込みをいただいております。
ゲストの方をお招きする回のお話を聞ける、貴重な機会です。
もし、迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募ください◎

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