郊外のしごと

vol.18
オンリーワンの車椅子をつくる
車いす工房 輪浅見 一志
電動車いすは、どんな人に必要なのか。 それを明確に説明できる人がどれくらいいるのでしょうか。ましてや、電動車いすを改造するというしごとは、ほとんどの人に知られていない職種です。しかし、このしごとに使命を感じて起業を果たしたのが今回の主役である、車いす工房 輪の代表・浅見一志さんです。

vol.17
陰を照らすフードバンクの支え人
全国フードバンク推進協議会 事務局長米山 広明
箱が少し潰れている、店の陳列ルールに適さない…、食品流通の世界では、“まだ食べられる食品”がちょっとした理由で大量に廃棄されています。その量、家庭からの廃棄も含めると、国内だけで年間621万トン。この食品ロスを活かす方法はないかと生まれたのが、フードバンク活動です。

vol.16
教育観とビジネスの間で
はけの道学習室鈴木 祐輔
大手から個人経営まで様々な塾で講師の経験を積んだ鈴木祐輔さんが、育ったまちで少人数対象の塾を開きました。学校とは違う、けれども子どもにとってかけがえのない学びの場で、どんな風に生徒と向き合っていきたいのか。塾講師として長い時間とエネルギーをかけたからこそ辿り着けた、鈴木さんの教育観を実現するための独立開業でした。

vol.15
2店舗目を共同経営するふたり
CHILL倉科 聖子/阿部 裕太朗
「飲食店の2店舗経営」と聞くと、周到なリサーチのもと、綿密な事業計画を立てて……といったイメージはないでしょうか。そんな常識を軽やかに覆すのが、CHILLを共同で経営する倉科聖子さんと阿部裕太朗さんのお二人。偶然出会った空き物件にインスピレーションを刺激され、わずか1ヵ月あまりの準備期間で店をオープンさせました。

vol.14
子どもに見せたい八百屋の背中
やおつる松江 鶴人
会社を辞めて自分の店を持つ、といういわゆる脱サラストーリーはめずらしくないけれど、八百屋を新規開業する人はそういないのではないでしょうか。なぜ八百屋?「小金井八百屋やおつる」オーナーの、つるさんこと松江鶴人さんに聞きました。

vol.13
価値観の外側に飛び出す
株式会社プライムサーバント岩井 泰章
「自分のしごとが社会にどう役立っているのか」。誰もが一度は考えたことがある問いではないでしょうか。最高学府からトップ企業へ。エリートの道を進んできた岩井さんも、この壁に直面しました。

vol.12
「日曜日がいらない」ひとりメーカー
ブリングハピネス岩村 耕平
日曜日が1週間の中で最も楽しみな1日という方も多いのではないでしょうか。心身を休めたり、家庭のための時間だったり、趣味に没頭したり。特に会社勤めのサラリーマンにとって、日曜日は特別な存在ですよね。しかし、そんな日曜日を「いらない」という人がいました。郊外を拠点に、1人で靴下メーカーを営む岩村さんのはたらき方をご紹介します。

vol.11
みんなが一緒に笑顔になれる、ヴィーガンスイーツ専門店
フォレスト・マム倉科聖子
卵やバターなど動物性の材料を使わないヴィーガン対応の専門店「フォレスト・マム」で独立した倉科さん。看護師の経験もある倉科さんのお店はどこかやさしい魅力に溢れています。お店を開くまでには、ご自身が経験したある出来事がきっかけになったようです。